猫とCANDYとワンピース

WEBの迷路でさまようruruの気になる情報を発信しちゃうね

*

本日の人気記事

愛について自然に考える映画2選

      2015/09/07

世の中には性的マイノリティーと呼ばれる人々がたくさんいて

その中には普通に恋をしたり、家族を持ったりしたいと考えている人もいて、

だんだんそれが認められる世の中にもなってきました。

最近、観た映画もそんな人たちが主人公。

彼らの人生を垣間見ると

愛って深いなぁーと今更ながら思ったりします。

季節は秋。愛について深く考えるのもいいかも。

9月WOWOWで再放送予定ありです。


■イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)

 

2014年公開 フランス

出演:ピエール・ニネ ギョーム・ガリエンヌ シャルロット・ルポン

言わずと知れた有名なフランスのファッションデザイナー イヴ・サンローランの伝記映画。

才能あふれる繊細な青年イヴ。

その才能がクリスチャン・ディオールの目にとまり、若くして彼は一躍時代の寵児となります。

その後の不遇な時期も含め一生彼が背負った重圧や苦悩を彼と共に背負い、

支え続けたのは同志であり恋人であるピエール・ベルジェでした。

二人の人生を華やかであり残酷であるファッション界を背景に美しく切なく濃く描いた映画です。

きれい!キレイ!綺麗!

とにかく綺麗。

彼がデザインした洋服も

彼が愛した彼も、彼女も

彼自身もみんなとにかく美しい映画です。

saintlaurent05

美しい作品を産み出し続ける様が何処か身を削るようで、

天才ゆえの孤独と重圧に苦しみ、苦悩する様がとても痛々しく、何処か弱々しいのです。

しかし、ピエール・ニネ演じるイヴはただ弱々しいわけではなく同時に

刃物のような鋭さや

強さを持ち合わせたカリスマ性を兼ね備えていて

本当に彼の才能を守らないといけないと

周りの人をそんな気持ちにさせる魅力があるのです。

イヴサンローランキャプチャ2

しかしながら、そんなイヴを支え続けるのは

並大抵のことではなく、

ベルジェも血だらけ傷だらけで支え続けることになり、

それは本当に痛々しく、

その愛はとてつもなく切なくて哀しくて・・でもだからこそ美しいと思えるのかも知れません。

光と影

美しさの裏にある苦悩や痛みが

光と影のようなコントラストを生み美しいものがさらに美しく輝きます。

イヴサンローランキャプチャ3

ゲイであることに対する偏見も充分に描かれ、その苦悩も描かれてはいますが

この映画的には「そこ」ではなく

最終的には性を超越した「才能」へのリスペクトを含んだ魂の愛とでもいいましょうか。

お互いへの全幅の信頼とでもいいましょうか。

その比重が高いように感じました。

当然、醜態を晒す部分もあり、ドロドロしている姿も映し出されますが、それは「愛」だから。

イヴサンローランキャプチャ4

実話ではありますが、この二人が男女ではなくゲイであることでより一層切ない愛が描かれているように感じました。

不思議と生臭い印象がない作品だったように思います。

そのあたりがイヴ・サンローラン(というかピエール・ベルジェの)全面協力を勝ち得たポイントかもしれませんね。

 

■チョコレートドーナツ(Any Day Now)

2012年公開 アメリカ

出演:アラン・カミング ギャレット・ディラハント

こちら公開当時から絶賛の作品。

 

とあるきっかけでダウン症の子供を引き取ることになったゲイのカップル。

肩を寄せ合い愛に溢れた穏やかな毎日を送っていた3人でしたが、

ある時彼らがゲイカップルであることが明るみとなります。

性的マイノリティーであることを理由に不当な扱いを受けた結果、彼らは引き離され、

懸命に戦うも報われず、結果、一番の弱者である子供が犠牲となってしまうという実話に基づいたストーリーです。

チョコレートドーナッツ1

マイノリティだから・・・

生活能力や愛が充分にあり、

どんなに望んでいでも

性的マイノリティーであることを理由に

子供を保護することさえ許されないゲイカップルのルディとポール。

血の繋がった本当の親に捨てられ、愛を知らず寒さに震えるダウン症の障害を抱えた可哀想な子供マルコ。

薬物に溺れ、SEXに溺れ、子供の面倒をみない母親。

性的マイノリティーの元では

子供は健全に育たないと思い込み、その考えを正論だとふりかざす社会。

チョコレートドーナッツ2

ルディとポールはマルコの問題を経て、より一層深く理解し合い、愛し合い、支えあう関係を築きます。

もう、それって性別どうでもよくない?レベル。

チョコレートドーナッツ3

マルコ・・・

マルコは本当に天使のように純真無垢で

障害を持っているゆえ、自分でうまく自分の気持ちを伝えられず、それでも彼が必死で

自分の安心できる居場所を探そうとする姿、

ルディとポールと暮らして愛というものを初めて体感できたのか

幸せそうな安心したマルコの表情に涙が止まりません。

彼の笑顔を見て幸せそうに笑うルディとポールもマルコに救われ癒された部分が大きいのだろうなぁ~と感慨無量。

チョコレートドーナッツ4

子供にとって何が一番大切なのか・・そんな簡単なことがわからない

社会的偏見に満ち柔軟な思考が出来ない大人や誘惑に負け義務を果たせない実母がもたらした結末は

あまりにも愚かで哀しくて人としてどうなんだろうと怒りと哀しみが止まりません。

パートナーとは、家族とは、親子とは、社会とは、愛とは・・いろいろ考えさせられる作品です。

 

最後に

 

映画を見るといつもぎゅうううって中に入ってしまい

冷静に紹介することがむずかしくなっちゃうんですけど

今回は頑張って紹介できました(笑)

二つの映画、ぜひご覧になって感想聞かせてください!



これからもいろんな映画を紹介していきます。

こうご期待なのです♡

 

 

 - 映画と本 , ,

シェアしてくれるとすごくよろこびます。.。o♡